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特許権侵害の回避

2009/03/30

本日は、長崎まで出張しておりました。
6件ほどの特許権をピックアップして、
特許権の範囲と新製品との関係の比較検討を行いました。
特許権と抵触しないためには、
製品を特許権の内容と異ならせれば良いのは勿論なのですが、
これがなかなか上手くいかないことがあります。
製品を根本的に変更することができれば良いのでしょうけれど、
従来品との整合性を確保する必要や、
品質を担保するために外すことができない機能等々があります。
特許請求の範囲にいろんな条件が付加されている場合には、
一見、容易に特許権侵害を回避できそうに思ってしまいがちなのですが、
回避することができない条件が並んでいる場合には、非常に困ってしまいます。
本日の打ち合わせの際においても、幾つかその様なケースがありました。
形式的には限定しているようでありつつも、
実施的にはほとんど限定していない様な条件。。。。
本日の経験を踏まえて、権利形成過程においては、
より一層注力していこうかと思います。