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表示更正

2009/06/16

特許や商標等の出願をする際には、
出願人(将来の権利者)の住所、氏名を記載するのですが、
その際には、登記簿謄本等の提出は求められていません。
ですので、出願の際に表記が間違っていたとしても、
特許庁側では分からないということになります。
先日、弁護士さんの一緒にフランチャイズ契約のご相談を受けました。
その際に、既に権利化されている幾つかの権利について名義変更をしようということになり、
名義人をチェックしてみると・・・。
あれま?住所も氏名も間違ってました。
本件は、表示更正を行って、
名義変更を行ってということで充分に対応は可能ですが、
過去には、表示更正自体が争いになって、
知財高裁にまでもつれ込んだ案件がありました。
表示変更(表示更正)と言えば、
現在、商標権の相続についての手続を進めています。
生前の譲渡と比べて相続については、
戸籍謄本やら、遺産分割協議書やら、いろいろと必要となります。
権利移転や権利行使の機会が無い限りは、
なかなか見直す機会はないかもしれませんが、
何かの機会に見直すのも必要かもしれません。
そう言えば、発明相談でのご相談で、
「曾祖父の名義のままの商標権を更新したいのですが」
といったご相談があったこともありましたが、
あれからどうなったんでしょう・・・