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商標案件

2009/12/15

本日、とある商標案件の登録査定が届きました。
本件は先登録商標と類似しているとの拒絶がなされていました。
が、先登録商標と共通している文字部分は、
関係者の多くが古くから永年使用しているフレーズで、
特定人が独占できるような言葉ではないんです。
このことは、関係者であれば、すごく当たり前のことなんです。
出願の際には上申書で説明を行っていたのですが、
だったら、裏付け資料を提出してよ
といった通知が発せられてました。
関係者にしてみれば、説明するまでもない言葉なのですが、
いざ資料を集めるとなると、なかなか大変でした。
辞書に記載されているわけでもなし、業界雑誌があるわけでもなし。
当たり前のことを説明することほど、難しいんだと実感でした。
最終的には、ある程度公的な機関に証明書の発行をお願いしたのですが、
これが功を奏したようです。
こうした証明方法は、今後も使えそうなので、
新しい小技を見つけた様な感じで、ちょっと嬉しくなりました。